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春まだ遠いみちのく岩手、暖かい季節を呼ぶかのように各市町村で節句のイベントが開催されています。
「南昌荘のひなまつり」
代々続く、または趣向を凝らした創作、ひな人形を見ていると心が和むのです。そして、ひととおり見学した後は 賢さんこと「宮沢賢治」のステンドグラスを眺めながらのコーヒータイム。格別なのです。… こんな曲を聴きながら ♬♬
共通撮影データ：OLYMPUS STYLUS SH-1 ｐ(プログラム) ISO-AUTO S-IS AUTO
「一ノ倉邸ひな遊ぶ」
共通撮影データ：OLYMPUS STYLUS SH-1 ｐ(プログラム) ISO-AUTO S-IS AUTO
格子戸越しから障子を通過して室内に入るやわらかな光、それを反射する畳と年期の入った板の間。古い家屋の独特な光の魔術というのだろうか、飾られるひな人形たちを美しくひき立たせる。そんな人形たちに誘われる雅の世界。心が和むのです。
2023年にニューヨークタイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に選出された我が県都盛岡市。季節ににより趣を変える街には、こんな奥ゆかしい行事もあります。そしてあと２か月もすれば町中を桜の花が彩る麗らかな季節がやって来ます。その空気感は盛岡独特のもので他のどの地域とも違う味わいを持っていると思っています。
新型コロナ禍による移動制限が解除され、あちらこちらに足を運ぶことが多くなると思います。その時はどうぞ本県へお越しください。右腕をテーピングでぐるぐる巻きにして、カメラをぶらさげてとぼけた顔をして街を歩いている輩を見かけたら、もしかしたら…その時はお気軽に声をかけてみて下さい。
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