梅花の宴
鳥海三郎の歌
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「 わが国の 梅の花とは見つれとも 大宮人はいかがいふらむ 」
ー 安倍宗任 ー
梅の花を見るとこの歌が浮かんできます。
今からおよそ970年の昔、東北地方が陸奥国と呼ばれていた頃の時代、陸奥国と朝廷方 源頼義、義家軍との戦 「 前九年の役 」 にて敗れた陸奥国方の総大将 「 安倍貞任 … あべのさだとう 」の弟、「 安倍宗任 … あべのむねとう 」( 安倍鳥海三郎宗任 ) が 朝廷方に降伏、捕虜として、源義家 に都へ連行された。その際、奥州の蝦夷 (えみし) は花の名など知らぬだろうと侮蔑した貴族が、梅の花を見せて何かと嘲笑したところ、
「わが国の 梅の花とは見つれとも 大宮人はいかがいふらむ」
(私の故郷にもあるこの花は、我が故郷では梅の花だと言うのだが、都人は何と呼ぶのだろうか)
陸奥国を治める安倍氏は蝦夷だ俘囚 (ふしゅう) の長だと軽んじられ、あざけられていたのですが、彼らが高い教養と強い精神力を兼ね備えた武士である事を、「安倍宗任」は都人の前で見事に披露したのです。
この逸話は日本史、郷土史に長けた方はご存知かと思います。同じく奥州に住む一人の人間として偉大な先人を思う時、胸が熱くなるのを感じるのです。
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