梅花の集い
藤次郎の歌
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撮影地:岩手県一関市厳美町、奥州市前沢区
「 大宮人 梅にもこりず 桜かな 」
ー 伊達政宗 ー
本ブログ前編 (- Beginning of Act 2 / 75 - ) の
「わが国の 梅の花とは見つれとも 大宮人はいかがいふらむ」
(私の故郷にもあるこの花は、我が故郷では梅の花だと言うのだが、都人は何と呼ぶのだろうか)
ー 安倍宗任 ー
の逸話からおよそ500年後、豊臣氏 の時世。
上洛した独眼竜「 伊達正宗 … まさむね 」( 伊達藤次郎正宗 )に「 安倍宗任 … むねとう 」の時と同じように、ばかにしたかのように花をいっぱいつけた桜の枝を一本、政宗の目の前に差し出して、若い公家が問うた。
その時 「 伊達正宗 」はなんら動ずることなく悠然と歌で返しました。
「 大宮人 梅にもこりず 桜かな 」
(都の人たちは、かつて安倍宗任公に梅で恥をかかされたというのに、それにも懲りず今度は桜で恥をかく気なんですか?)
公家衆は恥ずかしさに身を屈め或いはその場から姿を消し、豊臣秀吉、前田利家、徳川家康 等名だたる諸侯の度肝を抜きました。
奥州の偉大な先人達の文武に秀でた逸話には驚かされます。
2019年度の最終投稿となります。我が東北は3.11の震災から9年を経過し少しづつ復興も歩みを進めています。しかしながら世は新型コロナウィルス問題で翻弄され新たな難題を抱えていることは周知のとおりです。私の住む岩手は今のところ感染者は出ていないものの、いつどうなるかという問題を抱えているのは他県の皆様と変わらない心情であると思います。それでも季節はめぐり春はやってきています。
行動の自粛がありますので、拙い作品でささやかではありますが「みちのく」の春などご覧になっていただければ幸い思います。
追悼
お茶の間に団らんの時間を届けてくれた偉大なエンターテイナーであった 「志村けん」さん…忘れません。
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