BuchiBuchi’s 見聞録

「チョットおんちゃん」の写真Gallery

21,Summer colors 5 … 岩手滝行脚

Landscape photograph

 

f:id:BuchiBuchi-kun:20210725135331j:plainOLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M12-40mm F2.8 A(絞り優先)  1/5秒 F14.0 -0.7EV 64 RAW 三脚 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M40-150mm F2.8 A(絞り優先)  1/200秒 F7.1 -0.3EV 200 RAW 三脚

撮影地:岩手県花巻市 「 釜淵の滝 」

  『釜淵』という名は、深く大きな滝壷の形からついたと言う説、あるいは岩盤が釜を伏せたような形をしているとこから名づけられたとも言われています。台川の清らかな水が、玉すだれをかけたように数条に分かれ流れ落ちる様は、古くから人々に親しまれ、宮沢賢治『釜淵だら俺ぁ前になんぼがへりも見だ。それでも今日も来た。』と作品『台川』に記しています。釜淵の滝は台川の上流に位置し高さ約8.5m、幅約25mの滝で宮沢賢治が稗貫農学校の教師時代(大正10年:1921年~大正15年:1926年まで約4年3カ月)、何度も生徒達と共にこの地を訪れている賢治縁の地です。賢治は地層・岩石など地質学に詳しく生徒と共に釜淵の滝まで地形や地質の調査を行ったとされ、それらの活動が賢治の作品に大きな影響があったと推測されています。釜淵の滝は平成17年(2005)、岩手県内に残る宮沢賢治作品の舞台で自然的景勝地が「イーハトーブの風景地(鞍掛山・七つ森・狼森・釜淵の滝・五輪峠・種山ヶ原・イギリス海岸)」として国指定名勝に指定されています。

 

 

アイスコーヒーなどいただきながらこの曲で…♬


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OLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M12-40mm F2.8 A(絞り優先)  1/1.6秒 F11.0 -0.7EV 64 RAW 三脚 

撮影地:岩手県花巻市 「 緒ヶ瀬の滝 」 

 台川の支流に位置し、高さ17m、幅上部約2m、下部約4m。水量が少ないと2股に別れ、下部にいくに従って幅広になっています。滝の姿が麻のカセのような形状である事から緒ヶ瀬の滝と呼ばれるようになったそうです。花巻温泉から台温泉へ行く途中にあり県道37号線からは2~3分で滝壺近くまで近づく事が出来るの比較的楽に見る事が出来ます。信仰の対象になっていたようで、滝に隣接して不動尊が祀られています。 

 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M12-40mm F2.8 A(絞り優先)  1/125秒 F6.3 0.0EV 400 S-IS1 RAW 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M12-40mm F2.8 A(絞り優先)  1/2秒 F14.0 -0.7EV 64 RAW 三脚 ND-16

撮影地:岩手県雫石町 「 鳥越の滝 」

 葛根田渓谷の奥へ、滝ノ上トンネルを抜けると鳥越の滝が現れます。落差30メートル、垂直の岩肌を白い飛沫を上げて流れ落ちる水の迫力と深い滝壺のブルーは圧巻。周囲のあちこちに温泉や蒸気が噴き出し、まさに大地の脈動を感じる場所です。滝の上には秘湯中の秘湯といわれる滝ノ上温泉。新緑、紅葉の美しさは格別です。 

 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M12-40mm F2.8 A(絞り優先)  1秒 F9.0 -0.7EV 64 RAW 三脚

撮影地:岩手県八幡平市 「 不動の滝 」… 日本名瀑百選、岩手名水二十選 

 三段からなる名滝・不動の滝は「日本の滝百選」の一つに数えられているほか、「岩手の名水二十選」にも認定されています。周囲の静かな空気を震わせ、高さ15mの滝が白い飛沫を上げて垂直に流れ落ちる様は圧巻。

この不動の滝は修験者の道場だったといわれ、森閑とした一帯は今なおその雰囲気が漂っており、滝の中程には石彫不動明王が安置されています。

 

 

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OLYMPUS OM-D E-M1 MkⅡ , M40-150mm F2.8 + MC14 A(絞り優先)  1/250秒 F5.6 -0.7EV 200 S-IS1 RAW 

撮影地:岩手県金ヶ崎町

 

 

 暑中お見舞い申し上げます。

梅雨明けから本格的な暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。つい最近のニュースで、我が岩手県一関市の名前が出るほどの猛暑にさすがに参っております。

じっとしていようが動いていようがどこに行ってもこの暑さ、ならばと夏の水風景の撮影行を敢行。まずは主だった地点からと出発。幾度も訪れた所もあれば初めて行くところもあり … 帰宅する頃にはタオルやら着替えは汗まみれ。途中で着替える事数回、水分補給は幾度となく、体力もさることながら、集中力も切らさないように。

そして撮影行の締めは、帰宅途中で立寄る日帰り温泉でひとっ風呂つかり、かいた汗を洗い流す。至福のひと時です。

 

… 未だ収束の見えない新型コロナ禍と厳しい暑さの毎日です。健康にはくれぐれもご留意ください。

📸💦